CPPの歴史
これまで開催のCPPはコチラ

CPPの目的
ひとつは海外で研究生活を送っている博士課程の大学院生(PhD candidate)、ポスドクの皆さんの日本へのキャリア構築支援(主に民間企業への就職)をしています。なお、CPPの活動は、2022年から、日本の学生、研究者の海外留学支援へと拡大させる予定です。

CPPの考え方
このサイトを訪れて下さっている多くの方は、きっと海外で研究生活をされている方々であろうと思います。そして将来の生き方を模索されている方々ではないかと想像しています。そんな皆さんの力に少しでもなれたらと思いこのCPPを始めました。

一人のポスドクを育成するために各国は約1億円を投じていると言われています。一方で育成したポスドクがアカデミアのポジションに就ける割合は最終的に1割程度。では残り9割はどう生きていけばよいのでしょうか?この単純な疑問がこのCPPの原動力です。

実際皆さんに相応しい仕事は何だろうと、何年にもわたり私たちも考えてきました。そしてPhDって何なのだろう?ポスドクって何のためにあるのだろうと本当のところが知りたくなりました。長い道のりはありましたが、「PhDは、一人で研究計画を立てて、実際に研究を行える能力があると思われる人」、「ポスドクは、将来の研究室運営をするためにトレーニングを受けている人」というのが一般的に期待されていることらしいとわかってきました。

しかし、アカデミアに居続けられるのは1割。これは大きな矛盾かもしれません。素晴らしい能力に恵まれた若者により多くのチャンスを提供するために大企業の人事部を一つ一つ回って一人でも採用してもらえるようにと最初の10年は努力しました。スタートは2005年ですから、日本のどこの会社よりも早くからポスドク問題に取り組んできました。

一時は日本の経済成長により、ポスドクの就職の改善の兆しがあったのですが、アベノミクスで完全に破壊されます。国内だけで経済の成長を見るだけであれば、考え方によればアベノミクスは成功とも思える面もあるのですが、今やグローバル時代。世界の中で日本を見たら大変に情けない状況です。

こんな状況で海外で活躍している研究者が日本に果たして帰ってくるのかと考えてしまうのですが、人それぞれ日本に帰る理由があり、日本に活躍の場を求める若者は一定数います。この人達を支援できればと、CPPの活動はやや縮小気味だったのですが、2022年から変わります。

そもそも日本の優秀な頭脳を日本の経済成長に使わない考え方はおかしいと思っています。アカデミアに閉じ込めてはもったいない才能はあちらこちらにあるのです。それを解き放ち、PhDに本格的にビジネスをしてもらおうと積極的に考えています。

次なるCPPの戦略は2022年に発表します。